文部科学省後援事業 「聴育ワークショップ(出張授業)」
聴育ワークショップ(出張授業)をご検討されているご担当者様へ
本格的な生演奏に触れながら、音楽を楽しく聴く耳を育くむ機会をご提供し、子どもたちが日常生活をより豊かに感じられるよう少しでもお役に立てればと考えております。
聴育ワークショップのコンセプト
木管楽器・弦楽器・ピアノなどのプロの演奏家1名が学校へ赴き、演奏家が普段音をつくりあげる時に行っている耳の使い方を、楽しいワーク形式で伝授いたします。いつもの音の聞こえ方がぐんと変わる!そんな体験をしていただきます。
わたしたち演奏家は、たったひとつの音の出し方にも、とことん、こだわって演奏します。胸がきゅんとしたり切なくて涙したり、心が躍るような瞬間を音でつくり出すのが、演奏家の仕事だからです。
この美しい瞬間を感じる耳を育んでいただくこと、これがワークショップのコンセプトです。
ワークショップの内容
一つのテーマについて、45分/50分授業の時間内でワークショップ
これまでに演奏家が行ったワークのテーマ例
♪リズムで遊ぼう~国によって違うから面白い~
♪みんなで音を重ねてみよう~メロディとハーモニーの役割~
♪時代ごとに比べてみよう~音楽様式~
♪静寂から生まれる芸術~無音の存在~
♪心情にどんな影響があるのかな?~音の高さ・音の強さ・音色~
♪音の寿命って何だろう?~演奏家がとても大切にしていることです~
アンケートより(中学1年生の感想)
- 音に対して敏感になって、無音の時でも、それに順応する耳になり、落ち着けるようになった。
- (音の)余韻が長く聞こえるようになった。
- 小さな音も聞き取れるようになった。
- 私はダンスと歌を習っていて、特にダンスでは裏の小さい音が拾えるようになって表現の幅が広がりました。
- リコーダーでみんなと合わせる時に、違うパートでも、同じパートでも、一人一人の音の音色の違いを聞き分けることができるようなった。